からふる。~第4話~
「驚いたぁ?」
「は...は、早く離して下さい!」
「えぇ~やだなぁ。さーやちゃん温かいし可愛いもん!」
この男一体何者?
そ、そうだ。
ホイッスル吹こう。
誰か助けてくれるはず。
ホイッスルを吹こうとしたその時。
「凜くん何やってるのかな~?」
と、現れたのは白鳥先輩だった。
た、た、助かった~。
黄海凜くんは私の腰から手を離し、つまらなさそうに体をくねらせる。
「ちょっとぉ、邪魔しないで下さいよぉ。仲良くなれるか試してたのにぃ」
試してた?
ハグで確かめるって何?
私のウエストの掴み心地を感じてどーするの?
立派なセクハラでしょ!
「ごめんね紗彩ちゃん。凜くんはちょっとスキンシップ多めなんだよね。俺らにも急に抱きついたり、耳を噛んだりワケわからないかもしれないけど、そういうやつなんだ」
「そうそう。僕異常だから。ごめんねぇ」
自覚アリで反省ナシ。
ここにいる間はずっとこんな感じなんだ、きっと。
はあ...
死ぬまでこことか有り得ない。
なんかヤバイ人しかいない予感。
「よし、俺今日は補講無いし手伝うよ。凜くんもやろうね」
「は~い!」
まあ、従順なのはよろしい。
「は...は、早く離して下さい!」
「えぇ~やだなぁ。さーやちゃん温かいし可愛いもん!」
この男一体何者?
そ、そうだ。
ホイッスル吹こう。
誰か助けてくれるはず。
ホイッスルを吹こうとしたその時。
「凜くん何やってるのかな~?」
と、現れたのは白鳥先輩だった。
た、た、助かった~。
黄海凜くんは私の腰から手を離し、つまらなさそうに体をくねらせる。
「ちょっとぉ、邪魔しないで下さいよぉ。仲良くなれるか試してたのにぃ」
試してた?
ハグで確かめるって何?
私のウエストの掴み心地を感じてどーするの?
立派なセクハラでしょ!
「ごめんね紗彩ちゃん。凜くんはちょっとスキンシップ多めなんだよね。俺らにも急に抱きついたり、耳を噛んだりワケわからないかもしれないけど、そういうやつなんだ」
「そうそう。僕異常だから。ごめんねぇ」
自覚アリで反省ナシ。
ここにいる間はずっとこんな感じなんだ、きっと。
はあ...
死ぬまでこことか有り得ない。
なんかヤバイ人しかいない予感。
「よし、俺今日は補講無いし手伝うよ。凜くんもやろうね」
「は~い!」
まあ、従順なのはよろしい。