はやく俺のモノになればいいのに
渇いていった。
空っぽになった。
時間だけが過ぎていった。
いや、止まっていたのかもしれない。
敷かれたレールの上を進む気力もなくなりそうだった。
そんなとき、
あの子に出会った。
「ユキって、呼んで」
「……ユキ、さん?」
――――欲しい
「モモ」
「……っ」
この子が欲しい。
空っぽになった。
時間だけが過ぎていった。
いや、止まっていたのかもしれない。
敷かれたレールの上を進む気力もなくなりそうだった。
そんなとき、
あの子に出会った。
「ユキって、呼んで」
「……ユキ、さん?」
――――欲しい
「モモ」
「……っ」
この子が欲しい。