はやく俺のモノになればいいのに
いいや
きっと君がどんな選択をしていたとしても
俺は君を、追いかけただろう。
俺はね、モモ
こんなこというと笑われてしまうかもしれないけれど
君と初めて繋がったとき
泣きそうなくらい幸せだった。
嘘じゃない。
ただ、その理由がわからなかった。
どうしてモモといると満たされるのか。
どうしてモモとのセックスは心地がいいのか。
終わったあと、いつまでも、抱きしめていたくなるのか。
どうしてモモと過ごす時間すべてが
小さなことから当たり前のことまで、かけがえのないものなのか。