はやく俺のモノになればいいのに

恋は、平凡な高校生の人生を、がらりと変えてしまう。


中でもセックスは


カラダひとつでできてしまう

愛を深く感じあえる行為でありながら


その一瞬に


これから誕生する子供の一生が、かかってくる。


「ユキさんのご両親は、このこと……知ったら」
「なんとか説得してみせる」
「……はい」
「どのプランで行こうかな」


なんだかウキウキしてるなあ、ユキさん。


「喜んでくれて……うれしい、です」
「喜ぶにきまってる。大好きなモモと家族になれるんだから」
< 530 / 553 >

この作品をシェア

pagetop