はやく俺のモノになればいいのに
――オンナノコ
女の子と……いたんですか?
ピーチ、ゲットしたとき。
それとも家に遊びに来た子に、ねだられた感じですか……?
「どうしたの、モモ」
「え?」
「急に表情が暗くなった気がして」
それは
ユキさんに、曖昧だけどハッキリと女の子の影が見えたから。
そんなの初めてだったから……
とは、言えるわけないよ。
「お金、払いますね!」
「いいよ。気にしないで」
「でも……」
「300円だし。モモのためにやったことだから」
……私のために。
「かわいーよね。モモ」
また、そんなこと言う。
ドキッとさせられちゃう。
「で、ですよね。ピーチは、カフェ猫総選挙で圧倒的に人気ナンバーワンでした!」
ユキさんと日常を共にしている、ぬいぐるみのピーチに嫉妬。
なんて。
女の子と……いたんですか?
ピーチ、ゲットしたとき。
それとも家に遊びに来た子に、ねだられた感じですか……?
「どうしたの、モモ」
「え?」
「急に表情が暗くなった気がして」
それは
ユキさんに、曖昧だけどハッキリと女の子の影が見えたから。
そんなの初めてだったから……
とは、言えるわけないよ。
「お金、払いますね!」
「いいよ。気にしないで」
「でも……」
「300円だし。モモのためにやったことだから」
……私のために。
「かわいーよね。モモ」
また、そんなこと言う。
ドキッとさせられちゃう。
「で、ですよね。ピーチは、カフェ猫総選挙で圧倒的に人気ナンバーワンでした!」
ユキさんと日常を共にしている、ぬいぐるみのピーチに嫉妬。
なんて。