はやく俺のモノになればいいのに
まあ、もちろんそれも、ジョークなんですよね。
わかってきましたよ。
ほんの少しだけ、あなたという人間が。
紛れもなく天然タラシさん。
悪意なさそうなだけに手強い。
……口元のほくろ、セクシーだなぁ。
「知り合いの飼ってる猫がさ」
――ネコ
「撫でると。ゴロゴロと喉を鳴らすらしいんだ」
「わ……私は、猫じゃありません!」
「知ってる」
けれど、もしも私が猫なら
こんなにも近くにいられることが
優しく触れられてることが
たまらなく嬉しくて
喉を、大きく鳴らすでしょう。
わかってきましたよ。
ほんの少しだけ、あなたという人間が。
紛れもなく天然タラシさん。
悪意なさそうなだけに手強い。
……口元のほくろ、セクシーだなぁ。
「知り合いの飼ってる猫がさ」
――ネコ
「撫でると。ゴロゴロと喉を鳴らすらしいんだ」
「わ……私は、猫じゃありません!」
「知ってる」
けれど、もしも私が猫なら
こんなにも近くにいられることが
優しく触れられてることが
たまらなく嬉しくて
喉を、大きく鳴らすでしょう。