はやく俺のモノになればいいのに
「あれー。モモの好きなキャラってさ。ピーチティーのじゃなかった?」
その異変にいちはやく気づいたのは、友達の実柑だった。
『モモとミカン。うちら、いい友達になれそうじゃない?』
入学早々、そんな風に声をかけてくれたことがきっかけで私たちは仲良くなった。
「んー、そうだったんだけどね。昨日から黒ごま推しになったの」
中高生の間で流行っている
『カフェ猫』というシリーズのキャラクターがある。
その名の通りカフェメニューが絡んでいて
ピーチティーだったらピンク色の猫、みたいな感じでゆるい猫のキャラクターがいて。
最初は5匹だったのに、どんどん仲間が出て、今は20種近くまで増えた。
「ふぅん。どういった心境の変化? ステショもスマホカバーもピンクで揃えてるモモが。いきなりグレーのマスコットにハマるなんて」
その異変にいちはやく気づいたのは、友達の実柑だった。
『モモとミカン。うちら、いい友達になれそうじゃない?』
入学早々、そんな風に声をかけてくれたことがきっかけで私たちは仲良くなった。
「んー、そうだったんだけどね。昨日から黒ごま推しになったの」
中高生の間で流行っている
『カフェ猫』というシリーズのキャラクターがある。
その名の通りカフェメニューが絡んでいて
ピーチティーだったらピンク色の猫、みたいな感じでゆるい猫のキャラクターがいて。
最初は5匹だったのに、どんどん仲間が出て、今は20種近くまで増えた。
「ふぅん。どういった心境の変化? ステショもスマホカバーもピンクで揃えてるモモが。いきなりグレーのマスコットにハマるなんて」