はやく俺のモノになればいいのに
頭を撫でてきたのは、猫にするみたいな感覚に近かったっぽいし。
「バーカ。モモのこといいなって思うから助けたり話しかけたり放課後も一緒にいたんでしょ」
「んー……」
「なんでそこ自信なさげなの。どうでもいい後輩とは帰らないから。他人に興味なさげな御幸先輩が執拗にかまってる時点で脈アリだよ」
実柑に、洗いざらい言うべきかな。
いっぱいドキドキさせられたり。
家にカフェ猫グッズ取りにおいでって言われたり。
手を繋いだりハグされたこと。
ユキさんに気に入ってもらえている……のは、伝わってくる。
それはとてもありがたい。
でも、もちろん、付き合おうって言われたわけじゃないし。
「進展あったら教えてよ?」
シンテン……とは。
「バーカ。モモのこといいなって思うから助けたり話しかけたり放課後も一緒にいたんでしょ」
「んー……」
「なんでそこ自信なさげなの。どうでもいい後輩とは帰らないから。他人に興味なさげな御幸先輩が執拗にかまってる時点で脈アリだよ」
実柑に、洗いざらい言うべきかな。
いっぱいドキドキさせられたり。
家にカフェ猫グッズ取りにおいでって言われたり。
手を繋いだりハグされたこと。
ユキさんに気に入ってもらえている……のは、伝わってくる。
それはとてもありがたい。
でも、もちろん、付き合おうって言われたわけじゃないし。
「進展あったら教えてよ?」
シンテン……とは。