鳴り響け、復活のソナタ
「・・・・・・・ウハハハハ!
いいねぇゴリ。想定外の事が起きるから人生は面白れぇ。」
「ついでに言っておく。
俺も音楽とかオタマジャクシは全く分からんが、
あの子達の歌のレッスンを見学していると、
なんとなくキョウコが一番歌が上手いように思える。
もちろんカラオケ好きのイチがエースとして引っ張っているのは間違いないが、
キョウコは何というか・・天性のリズム感みたいなものがある気がする。」
「ウハハ!お前がパソコン以外の事に興味を持つなんて結構なことじゃねぇか。
だがさっきも言った通り、
序列は変えねぇ。
もうすぐ記念すべきデビュー曲お披露目だ。このままド派手に飾ってやろうじゃねぇか。」
「・・・学校の先生に曲を作ってもらったのはこれが狙いだったのか?」
「ウハハ。」