鳴り響け、復活のソナタ
「・・【ゴ】・・・前に出ろ・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
・・・・ゴさん・・・?
イッセイがその名を呼んだ瞬間、
私の頭の中に思いつく中で、一番最悪のシナリオを想像してしまった・・。
「ゴよ・・てめぇは俺の逆鱗に触れた。」
「・・・・・・・・・。」
「ロクが処女じゃねぇ事を、
俺とゴリに【チクれば】、
ロクを辞めさせられるとでも思ったのか?
{私は人気投票最下位で、レギュラー落ちは時間の問題じゃないのか。でもイチ~ヨンに私が勝てる要素は無い。だったらロクとキョウコの“粗”を探して、補欠の2人だけには負けないようにしなければいいんだ。え?ロクは処女じゃない?それってfi☆veの資格を満たしてないって事じゃない?・・・これは使える・・}
とでも思ったのか?」
「・・・・・・・・・。」
「ウハハ!悪かったなぁ?
お前の思い通りの展開にならなくて。
さっきも言った通り、別にお前らがホントに純白かどうかなんざ、
大して重要でもないし、
俺の知ったことでもねぇんだよ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」