鳴り響け、復活のソナタ
「あの・・ゴリさん・・。」
「うん?」
「どうしても分からない事があって・・。」
「・・・?」
「イッセイはどうしてあんなに怒ったんですか・・?
なんか・・イッセイのキャラに合わないというか・・
あの人が一番言わなさそうなのにというか・・
あ!でもイッセイがゴちゃんに怒ってくれて、嬉しかったのは間違いありません!」
「そうだなぁ・・・・・。」
「・・・・・・。」
「1つだけ言えるのは、
俺はイッセイの事を信頼しているし、イッセイも俺の事を信頼してくれている。」
「・・・・・・・。」
「俺とイッセイは、
高校の同級生という“偶然”で出会った。
君たちも、俺が原宿で声を掛けたという“偶然”で出会った。
だけど俺達も、
君達にも共通して言えるのは、
今こうして一緒に肩を並べて歩いてるという事。
“2人”と“7人”の違いはあるかもしれないけど、
平気で仲間を裏切ったゴの行いが許せなかったのかもしれないな。」
「120%変な人だと思ってたけど・・そういう一面も持ち合わせてたんですね・・。」
「とにかく、これで7人のわだかまりも無くなったことだし、
ライブに向けて一丸に頑張っていこう。」
「はい!!」