鳴り響け、復活のソナタ
「ウハハ!おいお前ら、
こちらのお嬢さんにご挨拶しておけ。
fi☆veの事も観てくれてるぜぃ?」
「初めまして、白石カンナです。
飛行機での移動中や現地のホテルで、
よくイッセイの動画を見て楽しませて頂いてたんですが・・
まさかこんな所でイッセイにもfi☆veにもお会いできるなんて幸せです!」
「「「「「「ありがとう
ございまーす!」」」」」」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・キョウコ。久し振り。」
「・・・・・・・・・。」
「「「「「「え・・?」」」」」」
「ビックリしたよ?
小6以来、会ってなかったから最初は分からなかったけど、
まさかこんな“ダサいアイドル”に落ちぶれてたなんて。」
「・・・・・・・・・・・。」
「「「「「「・・・。」」」」」」
「フフッ・・でもどうして?
あの頃、“永遠のNo.2”って評価を受けてた私に負けたのがそんなに悔しかったの?
それとも、そのままクラベルジットコンクールで世界一になった私に嫉妬した?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「まぁせいぜい頑張ってね。
明日からもイッセイの動画には高評価押すけど、fi☆veには低評価しか押さないから。」
「カンナ、そろそろ行かないと次の雑誌取材に遅れる。」
「フフッ・・じゃあね、“負け犬”さん。」