鳴り響け、復活のソナタ



参謀 ゴリ
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サンからの着信に気付いたのは、歯磨きを終えてそろそろ部屋を出ようとしたところだった。


「・・・・もしもし?」


<ゴリさん!!おはようございます!
大変・・・どうしよう・・・!!>


「どうしたこんな朝から・・?」


<キョウコがいなくちゃったんです・・。>


「・・・・・・なに?」


<昨夜、ご飯も食べずに部屋に籠もっちゃって・・。

今朝になって部屋を尋ねたんだけど・・
チャイム押しても電話しても無反応で、

昨夜の事もあったから、管理人さんにお願いしてマスターキーで開けてもらったんです。>


「キョウコはいなかったのか?」


<カバンも財布も、
スマホも置きっぱなしで・・

どうしようゴリさん・・
キョウコが・・キョウコが・・!!>


「少し落ち着こう。分かった、警察に捜索願いを出す前に俺もすぐにそっちへ行く。

君たちはひとまずそこで待っててくれ。」


<はい・・!>


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