鳴り響け、復活のソナタ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・?

・・・!?


観客の中央付近・・
皆さんが左右に分かれて・・

そこを真っ直ぐに進んでくる人が・・・

・・・やっぱり・・あれは・・

「・・後輩君・・?」



「ウハハ、お前がヨシオか?」


「・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・。」


「警察から連絡があった。困るじゃねぇか物騒なもん持ち込んでもらっちゃぁ。」



間違いない。

手に水筒?のような物を持って、ゆっくりとステージに上がってきた男の子・・。

高校時代のバイト先で一緒だった後輩君だ・・。



「ウハハ、キョウコよ。
お前だけ来い。」


「!?・・何を馬鹿な・・
絶対に行くなキョウコ!」

「え・・え・・・。」


「ウハハ!ゴリよ、
馬鹿言っちゃいけねぇぜ。

ヨシオは俺とキョウコに用があるんだ。
聞いてやろうじゃねぇか?」


ゴリさんが必死に私の腕を掴んで行かせまいとする。


・・・・でも・・・・・・・。



















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