鳴り響け、復活のソナタ
「ヨシオ君・・なんで・・
なんでこんな事を・・?」
「あ?キョウコよ、
お前の知り合いなのかぃ?」
「・・・あんまりじゃないですか三井先輩・・・。
春からも一緒に働いてくれるって言ったのに、突然東京に消えて・・
すぐ隣にいたのに・・
手の届く距離にいたのに・・
突然いなくなって・・!!」
「「「・・・・・・・。」」」
「俺の気持ちも知らずに・・
勝手にいなくなって・・!!」
「ウハハ、なんだヨシオ。
キョウコに惚れてたのかぃ?」
「なんだよ・・せっかく俺の前にまた現れてくれたのに・・
また会いたくて・・
ライブで再会して・・
今度こそ気持ち伝えようって・・
三井先輩がレギュラーになれるように全てを注いできたのに・・
なんでまた俺の前から消えようとするんだよ!!?」
「「「・・・・・。」」」
「殺してやる・・
俺の気持ちを踏みにじりやがって・・
・・イッセイ!!お前も殺す・・。
三井先輩だけ卑下に扱いやがって・・お前が俺から三井先輩を奪ったんだ!!」
「ウハハ!アンチも居てこその天下だ。
ヨシオよ、お前に憎まれれば憎まれるほど俺にとっちゃ美味しい展開だぜぃ?」
「・・・!!」
「さて・・キョウコよ、
そんな離れてちゃ格好がつかねぇ。
もっとこっちに来い。」
「!?」
「・・・・・・・・・。」
「イッセイ!」
「ウハハ、ゴリよ。お前が立ちはだかってたら顔がよく見えないじゃねぇか?
キョウコをこっちに寄越せ。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」