鳴り響け、復活のソナタ


「確保ぉぉ!!!!!」


「キョウコ!イッセイ!
早くこっちに!」


「ウハハ。」「・・・??・・。」



関本主任が背後から飛びついたのを皮切りに、仲間の皆が一斉に飛びかかる。

ゴリ君に抱えられながら、
不敵な笑みを浮かべたイッセイと、

不思議そうな表情を浮かべたキョウコが袖へと退場していく。




防護服に身を包んだ長くんが、

防護服越しでも分かる“ヒュー!”とグーサインを向けて、ソマン容器を回収する。


「・・・・・・・・・・・・・・。」


銃口を上に向けた拳銃を握りしめながら・・・僕も・・

キョウコと同じ表情を浮かべていた・・。




「星野!!よくやった!」


「はい・・・。」


「ガハハ!古河の奴、お前の威嚇射撃にビビって足滑らせやがった。

おかげで俺のアメフト仕込みのタックルが決まったってもんよ!」


「・・・・・・・・・・・・・。」


「よし!皆、速やかに現場保存!
長野!!それ絶対に落とすなよ!!」


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