鳴り響け、復活のソナタ
「ウハハ!!そりゃ楽しみだ。
だが安心しろ。
ゴリの本領はまだ出す時じゃねぇ。」
「ん?どういう意味だ?」
「ガキの頃からお前は学校のパソコン室で何をしてた?
お前が一番得意な分野、お前のずば抜けたセンスはどこで発揮されてた?」
「・・・・・・・・。」
「パソコンがポケットに入るような時代になれば、それだけ多種多様な、
【メディア】も登場するはずだ。
テレビよりも簡単に情報が手に入る代物がポケットの中に入るんだ。
テレビに代わる何か・・もしかしたら、
テレビ局に勤務しなくても自分達で番組を作って全世界に発信できるかもな。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「ゴリよ、お前の真骨頂は、
【映像制作・編集力】だ。
どんな制作物にも、
“優れた物”には必ず、
“優れたスタッフ”が裏方として控える。
それが何になるにせよ、
お前を参謀として迎え入れた以上、
その力を最大限発揮できるステージで俺は勝負に出るぜぃ?」