鳴り響け、復活のソナタ
派出所勤務の頃にも、茶髪君のようなタイプは相手にしてきた。
どうやら報・連・相が苦手な・・相手に物を伝えるのが苦手なタイプのようだ。
さっきから聞き返したくなるような単語の連発で、
イマイチ筋立った話が見えてこないけど、ここは慎重に聞いていかないと・・。
「え~っと・・お連れの柄本君とは、
なんの“同志”だったのかな?」
『【fi☆ve】』
「ふぁ・・ふぁいぶすたー・・??」
『え!?刑事さん知らないの!!?
うわぁ~ショックだわぁ。』
「ごめんね。ちょっと分からないかな。
教えてくれる?」
『【イッセイ】は知ってる?』
「・・あ~・・ユーチューバーの?
もちろん名前ぐらいは。
動画を観た事は数回しか無いけど・・。」
『fi☆veは、そのイッセイが3年前の2016年に・・・・・・。』