鳴り響け、復活のソナタ


「ゴリよ・・・・。」


「あぁ。」


「・・・ウハハ!こいつら倒すか?」


「・・・・??」


「ウハハ、決めたぞゴリ。
俺は【アイドル】を作る。」


「・・・・それは、
“企画の一つ”という事か?」


「【アイドル作ってみた】
長いシリーズ企画になりそうだぜぃ?」


「だったら異論は無い。

昔から、企画はイッセイ、編集はゴリ。

お互い口出しはしないスタンスでやってきたからな。」


「ウハハ。」


「だが意見は言わさせてもらうぞ。

音楽の知識も、アイドルについての知識も無い俺達に勝機はあるのか?」


「無いんだったら補えばいい。

俺達には素晴らしい人脈があるじゃねぇか?」


「なるほど・・あくまでプロデューサーになるだけで、

曲や衣装などはその道のプロに委託するのか?」


「ウハハ!
馬鹿言っちゃいけねぇぜゴリよ。

どうせやるなら、
コイツらを倒してぇじゃねぇか。」


「・・・・?」


「正攻法で挑んだって、秋本康にもヒャダインにも中田ヤスタカにも絶対勝てねぇ。」


「・・・・・・・。」

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