プリンセスストロベリーの憂鬱
「何やらしいこと考えてるの?変態。何AVを現実にしようとしてんの?確かに教師と生徒は大道だけど、こんな個人宅じゃなくて学校の方が萌えるでしょ?」

「あほか!」


思わず病人の頭を叩いていた。


「痛い…」

「バカなこと言ってるからだ」

「だって、智和くんが私を置くメリットって、お母さんかソレしかないじゃん」

「な!」


突然何を言ってるんだと思えばぽつぽつ話し話しを続けた。


「智和がお母さん好きなの知ってるし。私はただの好きな人の娘。琴でもきっと智和くんは優しいわ。私は誰かの代わりじゃなきゃ…」
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