Alice in nightmare World
「アリス鍵を出してくれないか」

「う、うん」

私は鍵を想像した。小さな鍵だ。少し錆びているような気もする。私はそれをマッドハッターに渡す。

「ありがとう」

マッドハッターは鍵を刺して捻る。カチャっと音が鳴る。どうやら鍵が空いたようだ。

マッドハッターはドアノブを捻る。キーとドアの開く音が森に響く。私とマッドハッターは玄関に入る。

中に入ると古い感じはしたが、中は綺麗に整頓してありとても綺麗だった。
< 17 / 28 >

この作品をシェア

pagetop