Alice in nightmare World
私達はまた森に入ることにした。マッドハッターの足取りは重い。行きたいけど行きたくない場所。難しい。

「こっちであってる?」

「ああ、1度しか行ったことないが今なら鮮明に思い出せる、こっちであってるはずだ」

マッドハッターについて行ってるが森はどんどん奥に道は獣道本当に行きたい場所はそこにあるのだろうか私は不安を募らせていった。

「マッドハッター、本当にこっちであってるの?」

「ああ、もう少しだ」

マッドハッターの顔は青白く強ばっていた。何分歩いただろうかだいぶ深いとかまで来ただろうか一体どこまで行くのだろう。
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