白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集
十環先輩からのお願い
☆桃華side☆
『桃ちゃん。
俺のお願い、聞いてくれない?』
スマホから聞こえてくる
十環先輩の甘い声。
夜の9時。
自分の部屋で
なんとか宿題を終わらせた私の元に
十環先輩から電話がかかってきた。
宿題を頑張った私へ
『神様からのご褒美かも』って
思えちゃうくらい、
十環先輩の声は甘く優しい。
そんな溶けかけの
ソフトクリーム並みに甘な声で
『お願い、聞いてくれない?』なんて
優しく言われたら、
聞いてあげたくなっちゃうじゃん。
相変わらず私って
十環先輩に極甘だなと思いつつ
声を弾ませて答えた。
『桃ちゃん。
俺のお願い、聞いてくれない?』
スマホから聞こえてくる
十環先輩の甘い声。
夜の9時。
自分の部屋で
なんとか宿題を終わらせた私の元に
十環先輩から電話がかかってきた。
宿題を頑張った私へ
『神様からのご褒美かも』って
思えちゃうくらい、
十環先輩の声は甘く優しい。
そんな溶けかけの
ソフトクリーム並みに甘な声で
『お願い、聞いてくれない?』なんて
優しく言われたら、
聞いてあげたくなっちゃうじゃん。
相変わらず私って
十環先輩に極甘だなと思いつつ
声を弾ませて答えた。