白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集

 恋都さんに車で送ってもらい
 家まで帰って来た。


 もう深夜の1時を過ぎている。

 
 六花は寝てるだろうし
 謝るのは、明日だな。


 そう思って玄関を見ると
 珍しく電気がついていた。


 親父が帰ってきて
 電気を消し忘れたんだろうな。



 そう思って玄関ドアを開けた時
 目に飛び込んできたのは。

 玄関の壁にもたれながら寝ている
 六花だった。

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