ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~
「いらないかな…?」
「いや!!!!有難く頂きます!!!!」
ダイくんはびっくりした顔をした後クリクリとした目をこちらに向け、白い歯を見せながら笑った。
いやああああ、まぶしい!!
こりゃ女子にも人気だろうな。
「よかった…」
そういって、いつもつるんでるグループの所に戻っていった。
「ありがとう!」
背中すらもまぶしいよ…
こりゃ、ご飯が楽しみだ…うへへ。
「ただいまー!」
「待ってました!リサ遅いぞ!」
「すまんすまん。じゃーん!みて!!」
手に持っていたのは、今までの自販機にはない炭酸のジュースだった。