ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~
4日目のお話
「キャハハハハハ」
ドアの向こうから笑い声が聞こえる。
「またきてる……」
手に持ったシュークリームの箱に力が入る。
……今日は帰ろうかな。
建物を出るとすぐ横に小さな公園とベンチがあった。
座って箱をあける。
「美味しそう…」
一口頬張ると甘いカスタードが口いっぱいに広がる。
もう一口いこうとした時、
「あの!」
「!!!???」
彼がいた。
「え?!なんで?」
「こっちのセリフ…いつも同じ時間にくるから…」
彼はこっちをみて指を指した。
「それ。シュークリーム」
「ん?」
「俺の分、食べないでね」
そう言って隣に座る。
あの子は?
帰ったの?
なんで来てくれたの?
聞きたいことは沢山あるけど、彼の幸せそうな顔を見たらどうでもよくなった。
ドアの向こうから笑い声が聞こえる。
「またきてる……」
手に持ったシュークリームの箱に力が入る。
……今日は帰ろうかな。
建物を出るとすぐ横に小さな公園とベンチがあった。
座って箱をあける。
「美味しそう…」
一口頬張ると甘いカスタードが口いっぱいに広がる。
もう一口いこうとした時、
「あの!」
「!!!???」
彼がいた。
「え?!なんで?」
「こっちのセリフ…いつも同じ時間にくるから…」
彼はこっちをみて指を指した。
「それ。シュークリーム」
「ん?」
「俺の分、食べないでね」
そう言って隣に座る。
あの子は?
帰ったの?
なんで来てくれたの?
聞きたいことは沢山あるけど、彼の幸せそうな顔を見たらどうでもよくなった。