ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~
「開けてません!」

「はあ??!!」


うう…怖い!



「リュウヤ、こいつで間違いないんだよな?」

「おう…ねーお前俺と目が合ったの覚えてる?俺、お前の顔ばっちり覚えてんだけど」





あの左側にいた目つきの悪い人が近寄ってくる。



「目なんか合ってません…」


「ふーん」

目が合わせられない…
下を向いていると、しゃがみこんで覗き込まれた。



下からの目つきのも怖いな……



「お前、こっち見ろよ。」

「うぅ…」こわいっ……

「こわがんなよ。俺らだってこんなことしたいわけじゃないんだよなーな?」




もう1人のヤンキーは睨みを効かせてくる。

怖すぎて、目が合わせられない!


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