リセットボタン
【死後の世界へようこそ】
「さよなら、世界」
私は高いビルから飛び降りた。
それは死にたいからではなく、病んでいたからでもない。
そう、人生をリスタートしたかったから。
飛び降りている最中に意識は遠のき、目を開けるとそこには変な妖精みたいなのがいた。
―お目覚めですか?お名前を教えてください
「え?はい。宮本 蓮花です」
まるで心に問いかけられているような感じ
耳には聞こえない声
―蓮花さんですね。お待ちしておりました。では、このリセットボタンを押してください
目の前にボタンが現れた
―それを押すとあなたは次の人生を始めることができます。
ただし前のいた世界とは別の世界になりますのでご注意を・・・
「なんでもいいや」
今までの人生以外ならなんでも・・・
私はボタンを押した
―ピッ
すると白い光に包まれ、目の前が真っ白になった。
ドンッ
「―――いったぁ!!」
放り投げられたような感覚だった
「んだよもう!!・・・ってどこですか、ここ」
あたりを見渡すとそこは大自然の中。
建物やビル、人や犬猫、すべていなかった
目の前にあるのは草原と少しの岩、そして青空。
そこにはド〇クエやファ〇ナルファンタジーなどでみたことがあるような景色が広がっていた
傷一つない今の私の体は元居た世界ではどうなったんだろう。
血まみれで目もむけられないほどになっているのだろうか。
「あれ?」
何か違和感があった。
いつも眼鏡の重みを感じていたのに感じないのだ。
眼鏡をしていなくてもきれいに見えるようになっていたのだ。
「視力が戻ってる!?」
ぽちゃぽちゃ体型だった体も軽く感じる。
太ももに隙間なんてできたことなかったのにすかすかしている。
体を触ってみると胸も大きく成長していた。
これぞナイスボディ!というような体型に変わっていた。
「さよなら、世界」
私は高いビルから飛び降りた。
それは死にたいからではなく、病んでいたからでもない。
そう、人生をリスタートしたかったから。
飛び降りている最中に意識は遠のき、目を開けるとそこには変な妖精みたいなのがいた。
―お目覚めですか?お名前を教えてください
「え?はい。宮本 蓮花です」
まるで心に問いかけられているような感じ
耳には聞こえない声
―蓮花さんですね。お待ちしておりました。では、このリセットボタンを押してください
目の前にボタンが現れた
―それを押すとあなたは次の人生を始めることができます。
ただし前のいた世界とは別の世界になりますのでご注意を・・・
「なんでもいいや」
今までの人生以外ならなんでも・・・
私はボタンを押した
―ピッ
すると白い光に包まれ、目の前が真っ白になった。
ドンッ
「―――いったぁ!!」
放り投げられたような感覚だった
「んだよもう!!・・・ってどこですか、ここ」
あたりを見渡すとそこは大自然の中。
建物やビル、人や犬猫、すべていなかった
目の前にあるのは草原と少しの岩、そして青空。
そこにはド〇クエやファ〇ナルファンタジーなどでみたことがあるような景色が広がっていた
傷一つない今の私の体は元居た世界ではどうなったんだろう。
血まみれで目もむけられないほどになっているのだろうか。
「あれ?」
何か違和感があった。
いつも眼鏡の重みを感じていたのに感じないのだ。
眼鏡をしていなくてもきれいに見えるようになっていたのだ。
「視力が戻ってる!?」
ぽちゃぽちゃ体型だった体も軽く感じる。
太ももに隙間なんてできたことなかったのにすかすかしている。
体を触ってみると胸も大きく成長していた。
これぞナイスボディ!というような体型に変わっていた。
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