桃の華〜溺愛イケメン社長〜
桃田さんが海外出張に行ってから5日がたった。
毎日のように桃田さんはメッセージをくれる。
もしかしたら、私が寂しい思いをしているかもしれないと、気を使ってくれているのかも。
「華、おはよう」
「セリナ、ありがとうね。付き合ってくれて」
今日は週末で学校が休み。
そこで、セリナに買い物に付き合ってもらうことになった。
来週末に桃田さんにデートに誘われているから、その時に着ていく洋服を買いに来た。
「全然!私も買い物したかったし」
久しぶりにセリナと買い物に出かけたけど、今までなら値段とか自分の好みで洋服を選んでいた。
だけど、今日は違う。
桃田さんの好みを気にしたり、大人の桃田さんと並んでもおかしくないか、そんな事ばかり考えてしまう。
「ねぇ華、下着は買わなくて大丈夫?」
「下着は大丈夫だよ。まだ使えるから」
「いや、使えるとかじゃなくて。桃田さんとそう言うことになるかもしれないじゃん」
え、そう言うことって…。
大人の関係?ってことだよね。
「ま、まさか!付き合ったばっかりだよ!」
そんなこと全然考えてなかったから、動揺が隠せない。
「でも3回目のデートならそろそろじゃない?」
「そ、そーなの?」
頭を撫でられるだけでドキドキしてヤバいのに…。
ダメだ考えただけで、フラフラしてきた。
「華にはまだ無理だね。下着はまた今度にしよう」
「う、うん」
私の洋服を買い終えた後、セリナとかき氷のお店へとやって来た。
「桃田さんから?」
落ち着いたところに入ると、スマホを取り出してメッセージのチェックした。
最近はいつもスマホばかりチェックをしてしまう。
「返信来てない」
離れていても、メッセージひとつで一喜一憂してしまう。
「ちょっとスマホ貸して?写真撮ろう」
セリナにそう言われ、スマホを渡す。
すると、セリナは私を撮りだした。
「華、舌出してよ!緑になってる」
抹茶味のかき氷を食べていた私はどうやら舌が緑色になってしまっているらしい。
舌を出すと、セリナが写真を撮ってくれた。
「はい、撮れたよ!」
セリナから返ってきたスマホを見ると、緑色になった舌を出している私が写っていた。
「勝手に桃田さんに送っておいたから」
「えー!!」
セリナの言葉に大きな声を出して驚いてしまった。
毎日のように桃田さんはメッセージをくれる。
もしかしたら、私が寂しい思いをしているかもしれないと、気を使ってくれているのかも。
「華、おはよう」
「セリナ、ありがとうね。付き合ってくれて」
今日は週末で学校が休み。
そこで、セリナに買い物に付き合ってもらうことになった。
来週末に桃田さんにデートに誘われているから、その時に着ていく洋服を買いに来た。
「全然!私も買い物したかったし」
久しぶりにセリナと買い物に出かけたけど、今までなら値段とか自分の好みで洋服を選んでいた。
だけど、今日は違う。
桃田さんの好みを気にしたり、大人の桃田さんと並んでもおかしくないか、そんな事ばかり考えてしまう。
「ねぇ華、下着は買わなくて大丈夫?」
「下着は大丈夫だよ。まだ使えるから」
「いや、使えるとかじゃなくて。桃田さんとそう言うことになるかもしれないじゃん」
え、そう言うことって…。
大人の関係?ってことだよね。
「ま、まさか!付き合ったばっかりだよ!」
そんなこと全然考えてなかったから、動揺が隠せない。
「でも3回目のデートならそろそろじゃない?」
「そ、そーなの?」
頭を撫でられるだけでドキドキしてヤバいのに…。
ダメだ考えただけで、フラフラしてきた。
「華にはまだ無理だね。下着はまた今度にしよう」
「う、うん」
私の洋服を買い終えた後、セリナとかき氷のお店へとやって来た。
「桃田さんから?」
落ち着いたところに入ると、スマホを取り出してメッセージのチェックした。
最近はいつもスマホばかりチェックをしてしまう。
「返信来てない」
離れていても、メッセージひとつで一喜一憂してしまう。
「ちょっとスマホ貸して?写真撮ろう」
セリナにそう言われ、スマホを渡す。
すると、セリナは私を撮りだした。
「華、舌出してよ!緑になってる」
抹茶味のかき氷を食べていた私はどうやら舌が緑色になってしまっているらしい。
舌を出すと、セリナが写真を撮ってくれた。
「はい、撮れたよ!」
セリナから返ってきたスマホを見ると、緑色になった舌を出している私が写っていた。
「勝手に桃田さんに送っておいたから」
「えー!!」
セリナの言葉に大きな声を出して驚いてしまった。