桃の華〜溺愛イケメン社長〜
学校が終わりその足で、面接先の和菓子屋へと向かった。
「すみません、お昼に面接の電話をした和泉です」
お店に入るなり店員さんにそう言うと、男の人が出てきて、奥へと案内された。
「店長のフカワです。どうぞ座って」
そう言われて、テーブルを挟み店長の前の席に腰を下ろす。
店長のフカワさんは仕事内容を説明して、それから私の勤務時間の希望などを聞いてきた。
「うちとしては若くて元気な子は大歓迎だけど、どうかな?」
「ぜひ!働かせてください!!」
「じゃ、その笑顔で頑張ってください」
簡単な面接だけで無事アルバイト先が決まり、明日から働くことになった。
「明日からよろしくお願いしますっ!ワァ!!」
お店の制服を受け取り、店長に挨拶をしてお店を出ようとした時、誰かにぶつかってしまった。
面接が受かって浮かれていたのか、前をちゃんと見ていなかった。
「大丈夫?」
ぶつかった拍子にバランスを崩していた私の腕を掴んで顔を覗き込まれる。
「すみません、ごめんなさい」
謝りながら顔を見上げると、すごくイケメンだった。
学校にいるイケメンとは違い、大人の色気って言うのかな…
ドキドキさせられる。
「怪我ない?」
「は、はいっ!大丈夫です」
胸が高鳴りすぎて、ヤバイかも…。
髪の毛の先や毛穴までもが尋常じゃなくドキドキしてる。
「そう。気をつけてね」
「はい!ありがとうございました」
私がぶつかってしまった男の人は、私の腕を離し店内へと入っていった。
私はしばらく固まって動けずにいたけど、次のお客さんがやってきて、我に戻り帰ってきた。
スーツを着て、背も高くて、顔もすごく整っていて、何より声が優しかった。
「すみません、お昼に面接の電話をした和泉です」
お店に入るなり店員さんにそう言うと、男の人が出てきて、奥へと案内された。
「店長のフカワです。どうぞ座って」
そう言われて、テーブルを挟み店長の前の席に腰を下ろす。
店長のフカワさんは仕事内容を説明して、それから私の勤務時間の希望などを聞いてきた。
「うちとしては若くて元気な子は大歓迎だけど、どうかな?」
「ぜひ!働かせてください!!」
「じゃ、その笑顔で頑張ってください」
簡単な面接だけで無事アルバイト先が決まり、明日から働くことになった。
「明日からよろしくお願いしますっ!ワァ!!」
お店の制服を受け取り、店長に挨拶をしてお店を出ようとした時、誰かにぶつかってしまった。
面接が受かって浮かれていたのか、前をちゃんと見ていなかった。
「大丈夫?」
ぶつかった拍子にバランスを崩していた私の腕を掴んで顔を覗き込まれる。
「すみません、ごめんなさい」
謝りながら顔を見上げると、すごくイケメンだった。
学校にいるイケメンとは違い、大人の色気って言うのかな…
ドキドキさせられる。
「怪我ない?」
「は、はいっ!大丈夫です」
胸が高鳴りすぎて、ヤバイかも…。
髪の毛の先や毛穴までもが尋常じゃなくドキドキしてる。
「そう。気をつけてね」
「はい!ありがとうございました」
私がぶつかってしまった男の人は、私の腕を離し店内へと入っていった。
私はしばらく固まって動けずにいたけど、次のお客さんがやってきて、我に戻り帰ってきた。
スーツを着て、背も高くて、顔もすごく整っていて、何より声が優しかった。