桃の華〜溺愛イケメン社長〜
桃田さんが出張に出てから2週間がたった。
毎日1回はメッセージを送ってきてくれるけど、忙しいのかそれ以上メッセージが送られてくることはなかった。
電話をすれば優しい桃田さんのことだから、嫌な態度や忙しさなんて感じさせないようにしてくれると思う。
だけど、やっぱり仕事の邪魔はしたくない。
それに、出張から帰ったら一番に会おうって言ってくれたんだもん。
桃田さんを待っていよう。
バイトが終わりスマホを見ると、桃田さんから着信が入っていた。
それだけで嬉しくで一気に舞い上がってしまう。
着替えも後回しにして、すぐに桃田さんに電話をかけた。
「もしもし」
何度かのコールの後、久しぶりの桃田さんの声が聞こえた。
「もしもし、華です。電話出れなくてごめんなさい」
「バイト中だったの?」
「はいっ!今終わりました!」
少しだけいつもの声と違う気がするのは、電話のせいかな。
「桃田さんは、出張先ですか?」
「さっき帰ってきたよ」
帰って来たって聞いただけでテンション上がっちゃうよ。
「おかえりなさい」
「ただいま」
電話で話しているだけなのに、胸がキュンっと締め付けられる。
「華ちゃん、いい子で待ってた?」
「いい子かわからないですけど、桃田さんに会えるのを楽しみに待ってました」
一二三のバックヤードなのに、こんなセリフを恥ずかし気もなく言ってしまった。
「俺もずっと会いたかったよ」
桃田さんの一言で寂しかったのが一気にぶっ飛んでしまう。
「華ちゃん、ごめんね。すぐに会いに行きたかったんだけど仕事が溜まっててね」
会えると思っていたけど、仕事が忙しいなら仕方ないよね。
そうは思ってみても、やっぱりちょっと残念だな。
「だから、華ちゃんが会いにきてくれる?」
「え?」
会えないと思ったけど、会えるの?
すごく嬉しい!!
毎日1回はメッセージを送ってきてくれるけど、忙しいのかそれ以上メッセージが送られてくることはなかった。
電話をすれば優しい桃田さんのことだから、嫌な態度や忙しさなんて感じさせないようにしてくれると思う。
だけど、やっぱり仕事の邪魔はしたくない。
それに、出張から帰ったら一番に会おうって言ってくれたんだもん。
桃田さんを待っていよう。
バイトが終わりスマホを見ると、桃田さんから着信が入っていた。
それだけで嬉しくで一気に舞い上がってしまう。
着替えも後回しにして、すぐに桃田さんに電話をかけた。
「もしもし」
何度かのコールの後、久しぶりの桃田さんの声が聞こえた。
「もしもし、華です。電話出れなくてごめんなさい」
「バイト中だったの?」
「はいっ!今終わりました!」
少しだけいつもの声と違う気がするのは、電話のせいかな。
「桃田さんは、出張先ですか?」
「さっき帰ってきたよ」
帰って来たって聞いただけでテンション上がっちゃうよ。
「おかえりなさい」
「ただいま」
電話で話しているだけなのに、胸がキュンっと締め付けられる。
「華ちゃん、いい子で待ってた?」
「いい子かわからないですけど、桃田さんに会えるのを楽しみに待ってました」
一二三のバックヤードなのに、こんなセリフを恥ずかし気もなく言ってしまった。
「俺もずっと会いたかったよ」
桃田さんの一言で寂しかったのが一気にぶっ飛んでしまう。
「華ちゃん、ごめんね。すぐに会いに行きたかったんだけど仕事が溜まっててね」
会えると思っていたけど、仕事が忙しいなら仕方ないよね。
そうは思ってみても、やっぱりちょっと残念だな。
「だから、華ちゃんが会いにきてくれる?」
「え?」
会えないと思ったけど、会えるの?
すごく嬉しい!!