3度目の正直〜幸せはそこに落ちていた〜
’’おまたせ~’’

彼はいつものように隣の市に住む私の家に迎えに来てくれる。

私は後部座席に乗り込んだ。



車内ではいつものように他愛のない話で盛り上がる。

この時間がいつの間にか好きになっていた。

いじられるのですら喜んでしまう。

彼が私の相手をしてくれる。
それがいつの間にか当たり前になって、いつの間にか好きになってた。

そしていつの間にか彼を独占したいと思うようになった。
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