3度目の正直〜幸せはそこに落ちていた〜
実は「好きかもしれない」と伝えたあの日から、彼は変わった。



’’クリスマス一緒に過ごさない?’’

’’11月30日は特別な日になるから。’’

’’緊張する’’



これで嫌いっていわれたら立ち直れない。

クリスマスに一緒に過ごすのが嫌いな人なはずがない。

そう信じるしかなかった。

でも私は、好きという気持ちを隠し通そうともしていた。

流星は女の子と結構仲がいい。

だから嫉妬の毎日だ。

そう決めつけてしまっていた自分がいたのかもしれない。

でも嘘がつけない私は想いを伝えた。

そして今、本当の流星の気持ちを聞くことになる。
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