強引な彼と恋のマジックドライビング
大地との約束~柚月~
あんまり勉強が好きじゃなくて、どうにか入った高校は工業高校で、男ばかりでほぼ男子校みたいなものだった。
学校は校則がいろいろ緩くて、茶髪もいれば赤、青、緑、とカラフルな個性的な奴ばかりだ。
その中で俺と大地はいつも二人でつるんでいて、金髪にピアス、イケメンコンビで学校でも近隣の女子高生にも有名だった。
「なぁ大地、頼む!
今日N女の女の子たちととカラオケ行くんだよ。
新田と一緒に来てくれよ」
「大地と新田連れて来てくれってうるさいんだよ」
気分が乗れば、俺もクラスの奴等や女の子たちと遊びに行くが、大地は誘われても女がからむ遊びには参加したことは一度もない。
「あー悪い。俺行かない。
うち両親共働きだから、今日妹の習い事俺が送り迎えするんだ。
それに、N女には興味ねぇし。
俺シスコンだから朝陽以上に可愛い子じゃなきゃ興味わかないんだ」
いつも大地は妹を最優先にして、デレて妹 "朝陽ちゃん" の話をする大地に、俺はいつの間にか会ったこともない朝陽ちゃんに興味がわいていた。
学校は校則がいろいろ緩くて、茶髪もいれば赤、青、緑、とカラフルな個性的な奴ばかりだ。
その中で俺と大地はいつも二人でつるんでいて、金髪にピアス、イケメンコンビで学校でも近隣の女子高生にも有名だった。
「なぁ大地、頼む!
今日N女の女の子たちととカラオケ行くんだよ。
新田と一緒に来てくれよ」
「大地と新田連れて来てくれってうるさいんだよ」
気分が乗れば、俺もクラスの奴等や女の子たちと遊びに行くが、大地は誘われても女がからむ遊びには参加したことは一度もない。
「あー悪い。俺行かない。
うち両親共働きだから、今日妹の習い事俺が送り迎えするんだ。
それに、N女には興味ねぇし。
俺シスコンだから朝陽以上に可愛い子じゃなきゃ興味わかないんだ」
いつも大地は妹を最優先にして、デレて妹 "朝陽ちゃん" の話をする大地に、俺はいつの間にか会ったこともない朝陽ちゃんに興味がわいていた。