からふる。~第7話~
階段を降りてきたのはジャージ姿のしゅうくんだった。
確かしゅうくんはバスケ部だよね。
朝練かな?
ってそんなの気にしてる場合じゃないんだけど。
「玲央そこどけて」
カラスくんが舌打ちをして私の前から離れた。
「さーやちゃん大丈夫?」
「だい、だいっ、大丈夫...です。ちょっと色々あって...」
「話聞くよ。食堂行こうか」
「いや、でも、その格好...」
「オレのことなら気にしないで。ランニングに行こっかなって思ってたんだけど泣いてる女の子を置いて行けないよ」
「すみません...」
私が俯くとしゅうくんが私の頭を優しく撫でてくれた。
「大丈夫。オレがいるから」
「しゅうくん...」
「玲央。今度さーやちゃんを傷つけたらその時は許さない。今日は澪先輩に言わないでおくからさっさと部屋に戻れ」
「ちっ」
そして、カラスくんはまた舌打ちをしてから階段をダルそうに上っていったのだった。
確かしゅうくんはバスケ部だよね。
朝練かな?
ってそんなの気にしてる場合じゃないんだけど。
「玲央そこどけて」
カラスくんが舌打ちをして私の前から離れた。
「さーやちゃん大丈夫?」
「だい、だいっ、大丈夫...です。ちょっと色々あって...」
「話聞くよ。食堂行こうか」
「いや、でも、その格好...」
「オレのことなら気にしないで。ランニングに行こっかなって思ってたんだけど泣いてる女の子を置いて行けないよ」
「すみません...」
私が俯くとしゅうくんが私の頭を優しく撫でてくれた。
「大丈夫。オレがいるから」
「しゅうくん...」
「玲央。今度さーやちゃんを傷つけたらその時は許さない。今日は澪先輩に言わないでおくからさっさと部屋に戻れ」
「ちっ」
そして、カラスくんはまた舌打ちをしてから階段をダルそうに上っていったのだった。