幼なじみの彼とわたし
それと同時にそれって遥ちゃんのことしっかり応援してってこと?とまた凹んでしまう。
「返事は?」
わたしの肩から手を離して顔を覗きこんでくる。
「う、うん。み、見てるから、ががががんばってね」
動揺が隠せずうまくしゃべれなかったけど伝わったようだ。
「うん」
そう言ってまたふわっと笑う遥ちゃんに、また胸がドキッと音をたてる。
そして、そんな風に思われてる相手の人が羨ましい。
やっぱり複雑。
そうこうしているうちに、わたしの家に着いた。
「遥ちゃん、ありがとう。買い物してないから簡単なものしかできないけど、ごはん食べてく?」
「え?いいの?」
今日は冷凍していた牛肉で牛丼。
あとお味噌汁と、漬け物。
糠漬けにも挑戦したいんだけどなぁ、まだ浅漬け止まり、ってそんなことはどうでもいいんだけど。
いつも通りごはんを食べてテレビを見る。
で、いつもならそろそろ遥ちゃんが帰る時間。
だけど、帰る気配はない。
「遥ちゃん、今日…」
「もうこんな時間か。…帰りたくないな」
「え?」
帰りたくないって。
今日はまだ月曜日で、もちろん明日も仕事なわけで。
帰らないと明日の朝が大変じゃない?
「ごめん、冗談。でも俺、何回かに1回はここに泊まっていい?」
は?
泊まるってここに?
「遥ちゃん?」
「ってか、もう決めたから。あと、もちろん、一緒に帰るのも決定事項だから」
そう言ってまたスーツに着替えて帰っていった。
頭ぽんぽんをして。
「返事は?」
わたしの肩から手を離して顔を覗きこんでくる。
「う、うん。み、見てるから、ががががんばってね」
動揺が隠せずうまくしゃべれなかったけど伝わったようだ。
「うん」
そう言ってまたふわっと笑う遥ちゃんに、また胸がドキッと音をたてる。
そして、そんな風に思われてる相手の人が羨ましい。
やっぱり複雑。
そうこうしているうちに、わたしの家に着いた。
「遥ちゃん、ありがとう。買い物してないから簡単なものしかできないけど、ごはん食べてく?」
「え?いいの?」
今日は冷凍していた牛肉で牛丼。
あとお味噌汁と、漬け物。
糠漬けにも挑戦したいんだけどなぁ、まだ浅漬け止まり、ってそんなことはどうでもいいんだけど。
いつも通りごはんを食べてテレビを見る。
で、いつもならそろそろ遥ちゃんが帰る時間。
だけど、帰る気配はない。
「遥ちゃん、今日…」
「もうこんな時間か。…帰りたくないな」
「え?」
帰りたくないって。
今日はまだ月曜日で、もちろん明日も仕事なわけで。
帰らないと明日の朝が大変じゃない?
「ごめん、冗談。でも俺、何回かに1回はここに泊まっていい?」
は?
泊まるってここに?
「遥ちゃん?」
「ってか、もう決めたから。あと、もちろん、一緒に帰るのも決定事項だから」
そう言ってまたスーツに着替えて帰っていった。
頭ぽんぽんをして。