幼なじみの彼とわたし
「じゃあさ、好きだった人とかは?」
「今好きな人でもいいよ?」
「告白した経験とか」
「1回くらいはコクられたこともあるでしょ?」
「ファーストキスとかもまだ?」
「ちょっと、亜衣紗!」
二人の声は聞こえるけれど頭があまりまわらない。
なんとか答えようとがんばるけれど、、、
それ以上の記憶がない。
翌朝、懐かしい夢を見たところで目が覚めた。
体を起こしてみると、麻ちゃんはベッドの上、いずみんはわたしの横の布団の上でまだ寝ていた。
「あぁやっぱり寝ちゃったな」
それにしても、あんな夢を見るなんて。
二人にかなり突っ込まれたからだよね。
とりあえず、顔でも洗ってスッキリしよ。
洗面所に行って顔を洗い髪の毛も直して鏡を見てみる。
見慣れた顔。
鏡に向かってニコッと笑ってみるけれど、やっぱり見慣れた顔。
ふぅーと息をはいて気持ちを入れ換えよう。
リビングに戻ってみても二人ともまだ起きる気配がない。
朝ごはん作ろうかな。
んー、和食でいっか。
作り慣れたお味噌汁を作りながらも頭の中を占めるのは、朝方に見たさっきの夢のこと。
「あぁー」
無意識のうちに声が出ていた。
頭からなかなか離れないあのときのことを頭をふるふる振って吹き飛ばす。
「今好きな人でもいいよ?」
「告白した経験とか」
「1回くらいはコクられたこともあるでしょ?」
「ファーストキスとかもまだ?」
「ちょっと、亜衣紗!」
二人の声は聞こえるけれど頭があまりまわらない。
なんとか答えようとがんばるけれど、、、
それ以上の記憶がない。
翌朝、懐かしい夢を見たところで目が覚めた。
体を起こしてみると、麻ちゃんはベッドの上、いずみんはわたしの横の布団の上でまだ寝ていた。
「あぁやっぱり寝ちゃったな」
それにしても、あんな夢を見るなんて。
二人にかなり突っ込まれたからだよね。
とりあえず、顔でも洗ってスッキリしよ。
洗面所に行って顔を洗い髪の毛も直して鏡を見てみる。
見慣れた顔。
鏡に向かってニコッと笑ってみるけれど、やっぱり見慣れた顔。
ふぅーと息をはいて気持ちを入れ換えよう。
リビングに戻ってみても二人ともまだ起きる気配がない。
朝ごはん作ろうかな。
んー、和食でいっか。
作り慣れたお味噌汁を作りながらも頭の中を占めるのは、朝方に見たさっきの夢のこと。
「あぁー」
無意識のうちに声が出ていた。
頭からなかなか離れないあのときのことを頭をふるふる振って吹き飛ばす。