幼なじみの彼とわたし
「くくく。一緒に入ろうとしてくれた?でも大丈夫、今日は俺ひとりで入ってくるから」
だよねー。
あぁホッとした。
ソファから立ち上がると「そのうち一緒に入ろうな」と耳元で言われてビクッとする。
遥ちゃんはおもしろそうにバスルームに入っていった。
心臓に悪い。
その日、遥ちゃんとわたしははわたしの狭いベッドでくっついて一緒に寝ることに。
ドキドキして寝れないかと思っていたのに、遥ちゃんの温もりが心地よくてよく寝れたのだった。
想いが通じた翌日の土曜日の朝、千尋に電話をする。
「こんな朝早く何?今悠希と一緒なんだけど」
迷惑そうな千尋の声。
「うん、でも、伝えておこうと思って。遥ちゃんに気持ち伝えたから」
「へぇー。……えぇーーーーーっ!!!」
あんなに迷惑そうな声だったのに。
耳に穴が開くかと思うくらいの大きな声。
その後ろで「何があった?」と焦った様子の森田さんの声。
「で?で?ヤツはなんて?」
「あ、うん。遥ちゃんも好きって言ってくれて」
「だよねー。あぁー、やっとかー、長かったー!」
は?
わたしの報告の答えになってる、これ?
「何が?」
「ヤツが亜衣紗に告白するまでよ!そこにいるんでしょ。ちょっと代わって」
「あ、うん」
遥ちゃんに「千尋がかわってって」と伝え、電話をかわる。
遥ちゃんは「うん」や「わかってるよ」ばかりで何を話してるかはわからないけど。
何やら困り顔だ。
何を話してるんだろう。
だよねー。
あぁホッとした。
ソファから立ち上がると「そのうち一緒に入ろうな」と耳元で言われてビクッとする。
遥ちゃんはおもしろそうにバスルームに入っていった。
心臓に悪い。
その日、遥ちゃんとわたしははわたしの狭いベッドでくっついて一緒に寝ることに。
ドキドキして寝れないかと思っていたのに、遥ちゃんの温もりが心地よくてよく寝れたのだった。
想いが通じた翌日の土曜日の朝、千尋に電話をする。
「こんな朝早く何?今悠希と一緒なんだけど」
迷惑そうな千尋の声。
「うん、でも、伝えておこうと思って。遥ちゃんに気持ち伝えたから」
「へぇー。……えぇーーーーーっ!!!」
あんなに迷惑そうな声だったのに。
耳に穴が開くかと思うくらいの大きな声。
その後ろで「何があった?」と焦った様子の森田さんの声。
「で?で?ヤツはなんて?」
「あ、うん。遥ちゃんも好きって言ってくれて」
「だよねー。あぁー、やっとかー、長かったー!」
は?
わたしの報告の答えになってる、これ?
「何が?」
「ヤツが亜衣紗に告白するまでよ!そこにいるんでしょ。ちょっと代わって」
「あ、うん」
遥ちゃんに「千尋がかわってって」と伝え、電話をかわる。
遥ちゃんは「うん」や「わかってるよ」ばかりで何を話してるかはわからないけど。
何やら困り顔だ。
何を話してるんだろう。