幼なじみの彼とわたし
「これ何?オムライス?かわいい!」
プレゼントのような形の四角い薄焼き卵を指差して聞いてみる。
「うん、オムライス。俺が亜衣に初めて作ってもらった手料理。覚えてる?今はささっと作ってくれるけど、あのときはすんげぇ一生懸命作ってくれててさ。俺、食べるのが勿体なくてゆっくり食べてた」
そうだったんだ。
嬉しい。
「オムライス覚えてるよ。あのとき全然うまく作れなくて。で、もっと料理上手になって遥ちゃんにいろいろ作ってあげたい、って思ったから今のわたしがいるのかも」
懐かしいな。
指切りそうだったし、チキンライスもムラがありそうだったし。
卵はちょっと焼きすぎてた気がするけど。
なんて、そのときのことを思い出していると。
「俺も亜衣に食べてもらう最初の手料理はオムライスにしようと思って練習したんだ」
「そうなの?こんなかわいく作れるなんて、さすが遥ちゃんだね」
「まぁ、何回も作ってみたから、さ」
少し恥ずかしそうにしている。
一口サイズにわけ、口に運ぶのを遥ちゃんがじっと見ている。
緊張するけど、やっぱりおいしい!
自然と顔が緩んでしまう。
それを見て遥ちゃんも嬉しそうに笑っているのがわかる。
プレゼントのような形の四角い薄焼き卵を指差して聞いてみる。
「うん、オムライス。俺が亜衣に初めて作ってもらった手料理。覚えてる?今はささっと作ってくれるけど、あのときはすんげぇ一生懸命作ってくれててさ。俺、食べるのが勿体なくてゆっくり食べてた」
そうだったんだ。
嬉しい。
「オムライス覚えてるよ。あのとき全然うまく作れなくて。で、もっと料理上手になって遥ちゃんにいろいろ作ってあげたい、って思ったから今のわたしがいるのかも」
懐かしいな。
指切りそうだったし、チキンライスもムラがありそうだったし。
卵はちょっと焼きすぎてた気がするけど。
なんて、そのときのことを思い出していると。
「俺も亜衣に食べてもらう最初の手料理はオムライスにしようと思って練習したんだ」
「そうなの?こんなかわいく作れるなんて、さすが遥ちゃんだね」
「まぁ、何回も作ってみたから、さ」
少し恥ずかしそうにしている。
一口サイズにわけ、口に運ぶのを遥ちゃんがじっと見ている。
緊張するけど、やっぱりおいしい!
自然と顔が緩んでしまう。
それを見て遥ちゃんも嬉しそうに笑っているのがわかる。