幼なじみの彼とわたし
でも、今日言うと決めたから。
亜衣の望む、自然な形ではできそうにはないけど。
プロポーズしたいと思ったのが今日なんだ。
でも、緊張でなかなか言葉が出てこない。
そんな俺を見て亜衣は泣きそうな顔になっている。
「亜衣、俺と結婚してください」
やっと言えた言葉。
泣きながら顔を横にふられたときには血の気がひいた気がしたけど。
亜衣も「よろしくお願いいたします」と言ってくれて。
はれて恋人から婚約者になれた。
亜衣がお風呂に入っている間に悠希にLINEで報告する。
背中をおしてくれたのは悠希には感謝しかない。
その翌日。
朝ゆっくり起きた俺たちは、亜衣が作ってくれたホットサンドで遅めの朝食をとる。
目の前には今までとかわらない亜衣。
だけど、さらに愛しくおもう亜衣。
俺の表情筋も緩みっぱなしだ。
「なぁ、亜衣」
「何?」
俺の方を見るその表情もかわいいな。
「亜衣のご両親に挨拶に行かないとな。俺んとこも。俺んとこは簡単でいいけどさ」
「そうだね。おじさんやおばさんがいい人たちなのはよくわかってるけど。それでもやっぱりドキドキするね」
いや、亜衣なら万歳三唱くらいの勢いだと思うけどな。
「で、入籍なんだけどさ…、俺、希望の日があるんだけど」
「いつ?」
この日。
3月のある日を伝える。
「大安だね。いいよ」
あっさりだなぁ。
大安だからだけじゃないというか、大安は後付け出しかないんだけど、ま、いっか。
亜衣の望む、自然な形ではできそうにはないけど。
プロポーズしたいと思ったのが今日なんだ。
でも、緊張でなかなか言葉が出てこない。
そんな俺を見て亜衣は泣きそうな顔になっている。
「亜衣、俺と結婚してください」
やっと言えた言葉。
泣きながら顔を横にふられたときには血の気がひいた気がしたけど。
亜衣も「よろしくお願いいたします」と言ってくれて。
はれて恋人から婚約者になれた。
亜衣がお風呂に入っている間に悠希にLINEで報告する。
背中をおしてくれたのは悠希には感謝しかない。
その翌日。
朝ゆっくり起きた俺たちは、亜衣が作ってくれたホットサンドで遅めの朝食をとる。
目の前には今までとかわらない亜衣。
だけど、さらに愛しくおもう亜衣。
俺の表情筋も緩みっぱなしだ。
「なぁ、亜衣」
「何?」
俺の方を見るその表情もかわいいな。
「亜衣のご両親に挨拶に行かないとな。俺んとこも。俺んとこは簡単でいいけどさ」
「そうだね。おじさんやおばさんがいい人たちなのはよくわかってるけど。それでもやっぱりドキドキするね」
いや、亜衣なら万歳三唱くらいの勢いだと思うけどな。
「で、入籍なんだけどさ…、俺、希望の日があるんだけど」
「いつ?」
この日。
3月のある日を伝える。
「大安だね。いいよ」
あっさりだなぁ。
大安だからだけじゃないというか、大安は後付け出しかないんだけど、ま、いっか。