幼なじみの彼とわたし
すぐにスマホを出して連絡をする。
『今日行ってもいい?』
なかなか返事が来ないのでスマホをポケットにしまい仕事に戻った。
夕方。
『連絡遅くなっちゃった』
『今日の夜は予定があるの』
『今日以外ならいつでもいいからまた来てね』
ごめんね、と吹き出しのついたキャラクターのスタンプとともに亜衣からメッセージが来ていた。
予定ってなんだ?
もしかして森田と…?
でも、森田はフラれたって言ってたな。
…となると藤木か?
守本から昼に話をしたからか、無性に亜衣のことが気になって仕方ない。
まだ亜衣が男と会うって聞いたわけじゃないのに。
ふっ。
余裕がなさすぎて笑えてくる。
『高森さん本人に聞けばいいじゃん?』
守本の言葉を思いだす。
いつもなら亜衣の予定なんて聞かないけど、聞いてみよう。
『そっか、残念』
『誰かと会うの?』
と入力したあと、「森田さんと」という返信を想像してしまい、急いで消して『仕事?』と入力し直して送信する。
意気込みとは裏腹に、やっぱり直球では聞けれない。
だせぇーな、俺。
『今日行ってもいい?』
なかなか返事が来ないのでスマホをポケットにしまい仕事に戻った。
夕方。
『連絡遅くなっちゃった』
『今日の夜は予定があるの』
『今日以外ならいつでもいいからまた来てね』
ごめんね、と吹き出しのついたキャラクターのスタンプとともに亜衣からメッセージが来ていた。
予定ってなんだ?
もしかして森田と…?
でも、森田はフラれたって言ってたな。
…となると藤木か?
守本から昼に話をしたからか、無性に亜衣のことが気になって仕方ない。
まだ亜衣が男と会うって聞いたわけじゃないのに。
ふっ。
余裕がなさすぎて笑えてくる。
『高森さん本人に聞けばいいじゃん?』
守本の言葉を思いだす。
いつもなら亜衣の予定なんて聞かないけど、聞いてみよう。
『そっか、残念』
『誰かと会うの?』
と入力したあと、「森田さんと」という返信を想像してしまい、急いで消して『仕事?』と入力し直して送信する。
意気込みとは裏腹に、やっぱり直球では聞けれない。
だせぇーな、俺。