幼なじみの彼とわたし
ケーキを食べ終わったあとも話はつきることなく。


「うちでたこ焼きパーティでもしながら続きどう?」


提案してみた結果、我が家でたこ焼きパーティしながら女子会の続きをすることに。
家に来る途中で材料とアルコールも買って3人で盛り上がる。


「こんなにしゃべることって、そんなになかったよねー」
「ねー」
「なんか新鮮で楽しいね」
「ほんとほんと」
「女同士サイコー!!」
「いぇーーーい!!」


きゃっきゃきゃっきゃ笑いながら、たこ焼きを食べたりアルコールを飲んだり。
いずみんの彼氏との出逢いやエピソードを聞いてみたり、麻ちゃんの過去の恋愛話を聞いたり。

いずみんは幸せオーラむんむんで話してるし、麻ちゃんはいわゆるダメ男とばっかりつきあってきたらしく長く続かないって嘆いていたり。


あぁー、ヤバい、楽しすぎるー!!


しばらくたつと、二人は飲みすぎなのか、ちょっと呂律が回らなくなってきてる気がする。
目も若干とろんとしてる?


「泊まってく?明日は日曜日だし」


話は尽きないし、わたしもまだまだ話し足りない!


「いいの?」

「もちろん。」

「泊まる泊まる!」
「まだ話したいし!」


泊まるとなれば、もっと楽な格好で過ごしたいよね、と思い、いずみんと麻ちゃんに着替えを貸そうと寝室に取りに行く。
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