お前が好きだなんて俺はバカだな
「ねえ、美礼さん。」
イツキがいない間、先輩とヒガシが2人きりで立ち話しているようだった。
また、盗み聞きしてる、私...。
「話があるんだ。さっきのことで。」
先輩は、無表情で話を聞いている。
ポーカーフェイスってやつなのかな。
一方ヒガシはなんか異様な笑みを浮かべている。
本当に普段いじってくる先輩の顔みたい。
「僕は別に構わないんだけどさ。
姉ちゃんと美礼さんが付き合っても。」
「...。」
か、構わないとかいわないでよ...。
「まあ、分からないなら分からないなりに姉ちゃんと仲良くしてくれると嬉しいかな、弟としては。」
「...、何が言いたいんだ?」
「ちょっと気になったんだよ。さっき言ってたこと。」
「...。」
「ほら、それとこれとは別の話って。」
「ああ...。」
そ、そんなこと確かに言ってたっけ。
あの、なんか曖昧に濁された感じの...。
「美礼さん自身は特に考えないで言ったことだと思うけど。それは分かってるんだけどね。」
「...。」
「...、」
え、
イツキがいない間、先輩とヒガシが2人きりで立ち話しているようだった。
また、盗み聞きしてる、私...。
「話があるんだ。さっきのことで。」
先輩は、無表情で話を聞いている。
ポーカーフェイスってやつなのかな。
一方ヒガシはなんか異様な笑みを浮かべている。
本当に普段いじってくる先輩の顔みたい。
「僕は別に構わないんだけどさ。
姉ちゃんと美礼さんが付き合っても。」
「...。」
か、構わないとかいわないでよ...。
「まあ、分からないなら分からないなりに姉ちゃんと仲良くしてくれると嬉しいかな、弟としては。」
「...、何が言いたいんだ?」
「ちょっと気になったんだよ。さっき言ってたこと。」
「...。」
「ほら、それとこれとは別の話って。」
「ああ...。」
そ、そんなこと確かに言ってたっけ。
あの、なんか曖昧に濁された感じの...。
「美礼さん自身は特に考えないで言ったことだと思うけど。それは分かってるんだけどね。」
「...。」
「...、」
え、