不良品(彼)お預かりします!
不良品(彼)お預かりします!
と、いうわけで...。

「え、で、住まわせてるの??今??」

「う、うん...。とりあえず、なんか、新しく就いた仕事には行ってもらってるけど、しばらくはそこで...。」

今、涼夜さんは、私が借りたマンション一室にいる。

まあ、事実上の同居...。

「え、でも一人暮らしって言ったのに同居ってやばくない??
それはちゃんと言った方がいいんじゃない??後々面倒だって絶対。」

「ああ、それなんだけど。
なんか、一応、だいじょぶっぽい。」

「ほんとにー??」

「うん。彼氏と住むかもって言ったら、そうなんだー。頑張ってねー。みたいな軽い感じで言われただけだったし。」

「勝手に彼氏にしちゃったの?ww」

「だって、流石にアプリで引き取った見ず知らずの男だとは言えないじゃん。涼夜さん自身にもとりあえずそういうことにしといてくださいって言っといたから大丈夫でしょ。」

「まあ、それならいいかもだけどー。
にしても、神奈の両親軽すぎない??
私だったらきっと即行で反対されるよ?」

「私も反対されると思ってたんだけど、思ったより普通にオッケーされて逆に悲しいよねなんか。」

「ウケるww」

何がウケるww だ!
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