答えのないもの(超短編)
中学2年生、反抗期真っ只中。
病気の事も理解してきたが
受け止めたくなかった。
治らない病気、私は病気
みんなと違うと思いたくなかった。
ご飯が違う、毎日薬を飲まないといけない
そんな自分が嫌がった。
私は毎日学校が終わったら
友達と遊びに行き、
家族に隠れてマクドナルドを
たくさん食べて
ここじゃ言えない悪い事もして
薬も飲まなくなった。
すると案の定、体調は悪化、即入院。
普通ならここで反省する。
いや、正確にゆうと少しの間は
たしかに反省はした。
だが、あほだった私は中学3年、
高校1年、2年の時も体に悪い事をし続けた。
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