カッコウ
一年半、茂樹に抱かれ続けたみどり。

茂樹に慣れてしまった体は、すぐには孝明に応えられない。

でも孝明ならきっと茂樹を忘れさせてくれる。

必ず孝明の方を向けると、みどりは信じた。
 



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