カッコウ
誰にも相談できず、一人で決断もできないみどりは、孝明に気付かれてしまう。
軽いつわりが始まって物が食べられないみどりに、
「どうしたの、みどり。顔色悪いよ。」
孝明は心配そうに問いかける。
「何でもないよ。大丈夫。」
とみどりは答える。
でも大好物のパスタをどうしても口に運べない。
小さくため息をついてフォークを置くみどりに、
「そう言えばみどり、今月はまだ来てないよね?」
孝明は不安そうに言う。
どうせ言わなければ手術はできないのだから。
みどりは孝明を見つめて頷く。
「本当?」
驚いた目でみどりを見つめる孝明。
でもその目に喜びの色を感じて、みどりは不安になる。
「まだ調べてないけど。」
みどりが小さく答えると、
「検査薬やってみて。それから病院に行こう。俺、みどりの親に怒られるかな。」
孝明の意外な言葉にみどりは戸惑う。
軽いつわりが始まって物が食べられないみどりに、
「どうしたの、みどり。顔色悪いよ。」
孝明は心配そうに問いかける。
「何でもないよ。大丈夫。」
とみどりは答える。
でも大好物のパスタをどうしても口に運べない。
小さくため息をついてフォークを置くみどりに、
「そう言えばみどり、今月はまだ来てないよね?」
孝明は不安そうに言う。
どうせ言わなければ手術はできないのだから。
みどりは孝明を見つめて頷く。
「本当?」
驚いた目でみどりを見つめる孝明。
でもその目に喜びの色を感じて、みどりは不安になる。
「まだ調べてないけど。」
みどりが小さく答えると、
「検査薬やってみて。それから病院に行こう。俺、みどりの親に怒られるかな。」
孝明の意外な言葉にみどりは戸惑う。