王子様に愛されて



パーカーのワンピースだから透けないはずなのに……っ

このままじゃ……ずっと先輩に抱きつく形になっちゃうよ……


「一瞬だけ離すから、その間にパーカー着ろよ?」


「は、はい………っ」


体を離した瞬間、私は和希先輩のパーカーに手を通す。ゆ、緩い………


み、見えないよね……?


「大丈夫……ですか?」


「う、うん……何とか……でも…緩いな」


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