王子様に愛されて
────────────────
「ここよ、私の部屋」
「す、凄いっ……!とっても可愛い……」
「ふふっ……芙柚ちゃんの方が可愛いけどねーん」
「わ、私は可愛くないです……っ」
話しながら、シオリさんの部屋のソファーに座る。
私の部屋と……全然違うや
「お茶とかないけど…ごめんね」
「いやいや……全然大丈夫です」
「ありがとう、まずね……恋愛トークというより、注意点を教えるわね」
「注意……点?」