王子様に愛されて
「…………は、はいっ」
「行きましょ、ふっ」
口角を上げて私を見下ろす朱音さん
悪魔にしか見えない……っ
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人気のない廊下を渡る
多分……わざとそうしてるんだよね
それより……どこで話をするのかな?
私が呼び出されたのは下駄箱だったのに
真逆の方に向かってる
この先は………
「た、体育倉庫……?」
「話をしようね、芙柚ちゃん」
「……………っ」
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